課題は充填包装だけでなく、作業フロー全体にありました。

トパックのフィルム資材コントロール技術、工程管理技術、各種機構の連動性能が一体化した製品が、このフェイシャルマスクパックの四方シール包装機です。
フェイシャルマスクパックの材料となる不織布ロールからマスク状態に型抜き加工をし、それを四つ折りにして四方シールに充填液とともに包装します。不織布ロールと充填液、包装フィルムをセットすれば、自動的に製品が生産されていく画期的商品であり、各お取引様から高く評価をいただいています。

フェイシャルマスクの製造工程

決め手は全自動化対応。総合力が問われました。

不織布のマスクは、4枚が型抜きされた後、それぞれにいったん半折され、この4片が同時にもう一度半折されながら、充填液とともに四方シールのフィルム内に挿入されます。
この工程は、当社の多列式自動充填包装機の技術の応用であり、四方シールの自動充填包装機の発展形とも言えるもの。しかし、それらの技術のトータルな運用こそがこの工程実現の要であり、総合力が問われる開発でした。

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